まえじです。
今回は東京都東村山市の住みやすさについてまとめてみました。
主に以下に該当する方向けの内容になります。
☑東村山市への移住(物件購入等)を検討されている方
東村山市の基本情報に加えて住むうえでのメリット・デメリット、実際に住んでみたうえでの視点で紹介します。
※基本情報等は2025年4月時点での情報になります
東村山市の基本情報
場所 | 東京都の西部(多摩地域) |
人口 | およそ15万人 |
面積 | 17.14㎢ |
主要路線 | 西武線(新宿線/池袋線/国分寺線) |
東村山市は東京の西側・多摩地域に位置している市で、東京都の中では比較的自然が豊かなエリアです。
埼玉県寄りではありますが、西武線を利用することで都心方面へのアクセスも西武線各種(新宿線、池袋線、国分寺線、多摩湖線)が通っているため、便利だと思います。
閑静な住宅街が広がっており、公園や緑地も多く、子育て世代やシニア層の住人に人気です。
また、国民的なお笑い界のスーパースター、志村けんさんの出身地としても知られています。
東村山市の住みやすさ・メリット
実際に東村山市内に新築マンションを購入した私が感じた東村山市に住むうえでのメリットは以下の通り。
☑都心へのアクセスは許容範囲
☑日常の買い物に困らない
☑自然豊かで公園が多い
☑飲食店は安くて美味しいお店が多数
☑地震が強い武蔵野台地に位置している
不動産価格が安い穴場エリア
特に、物件を購入して東村山市に移住する場合、東村山市は東京都の中でもかなり価格帯が安く、穴場エリアになっています。
私が購入したのも新築マンションでしたが、23区内で同じ条件の物件であれば数千万円単位は高いイメージです。
現在募集している物件は築年数の古いものが多めですが、新築・築浅も徐々に増えてくると思います。
都心へのアクセスは許容範囲
基本的に関東圏の中でも、物件購入価格が安いエリアは都心へのアクセスに難がある場合が一般的です。
その点、東村山市は都内の中で価格帯が安いにも関わらず、都心へのアクセスは許容範囲内だと思います。
混雑はするものの、西武新宿線を利用すれば、高田馬場駅まで約30分、新宿駅まで約35分でアクセス可能です。
また、西武池袋線の清瀬駅も近いため、池袋方面への移動にも対応できます。
日常の買い物に困らない
東村山市はスーパーやドラッグストア等のお店が充実しているため、日常の買い物には困らない印象です。
市内でもどこに住むかにもよりますが、車を持たなくても自転車等を駆使すれば問題なく過ごせると思います。
また、再開発によって発展している所沢駅も近いため、都心に出ることなく生活を完結させることも可能です。
自然豊かで公園が多い
東村山市は自然豊かで、多摩湖や北山公園、中央公園などの自然スポットが点在しています。
四季の風景も楽しめますし、子供を遊ばせるのにも適している公園が多く、のんびり過ごせる環境が整っているのも魅力の1つです。
飲食店は安くて美味しいお店が多数
東村山市には多種多様な飲食店があり、安くて美味しいお店が多いと思います。
私の場合、最寄り駅が西武新宿線久米川駅ですが、リーズナブルで美味しくて、リピートしているお店も多数です。
それぞれのお店については、当ブログで別途紹介したいと思います。
地震が強い武蔵野台地に位置している
東村山市は地盤が強い「武蔵野台地」に位置しています。
いつ地震等の災害が起きてもおかしくない現代では、住まいの地盤が強いというのはかなり安心できるポイントの1つです。
過去の震災の事例においても地盤の強いエリアは被害が少ないデータも存在しているため、資産価値においても安定すると思います。
「武蔵野台地」についての詳細は以下記事をどうぞ。
東村山市の住みにくさ・デメリット
個人的には現状そこまで強い不満はありませんが、移住を検討する際にはデメリットも把握しておきましょう。
実際に住んでみて不便な点や、「こうなればもっと良いのにな」と思えるようなポイントをまとめました。
☑商業施設の選択肢は少ない
☑カフェが少ない
☑キャッシュレス決済非対応のお店が多い
勤務先が都心だと少し疲れるかも
西武線を利用すれば都心に問題なく出ることができます。
とはいえ、通勤・通学の時間帯はかなり混雑しているため、お世辞にも快適とは言い難いです。
毎日都心方面に通勤する場合、行きも帰りも混んで疲れてしまう可能性が高いかもしれません。
特に、西武新宿線で高田馬場経由、山手線を使うコースは朝がピークのため、慣れないうちはかなり大変です。
また、西武新宿線や西武多摩湖線は都心よりも本数が少ないため、利用する場合は事前に路線検索しておいた方が無難だと思います。
商業施設の選択肢は少ない
東村山市内には大型商業施設が少ないため、選択肢が限定的です。
大型の商業施設やエンタメを楽しみたい場合は、所沢や立川、都心方面に出る必要があります。
普段よく利用しているお気に入りのお店がある場合、市内もしくは近場にあるかどうかもチェックしておきましょう。
カフェが少ない
首都圏、23区等と比較して東村山市はカフェがかなり少ないです。
これは東村山市に限らず多摩地域全般に共通していますが、ドトールやベローチェ等のチェーン店は少ないため、元々頻繁に利用している人にとっては不便かもしれません。
東村山市としてカフェを増やしたいと考える市議会議員の方もいらっしゃるようですが、今後どうなるのかはまだ未知数です。
キャッシュレス決済非対応のお店が多い
東村山市は現状、キャッシュレス決済非対応のお店が多い印象です。
飲食店はPayPayを導入しているお店が多いですが、一方で利用客の多いスーパーは電子マネーが使えないケースが目立ちます。
今後使えるようになるお店も増えるとは思いますが、2025年3月時点では電子マネーを使えるスーパーが少ないです。
東村山市はどんな人におすすめ?
ファミリー層
自然が豊かで治安も比較的良いため、子育て世代におすすめです。
また、待機児童もひと昔前よりも減ってきています。
近所の所沢駅にも「エミテラス所沢」という大型の商業施設があるため、子連れのショッピングも楽しめるでしょう。
都内のベッドタウンを探している人
新宿・池袋へのアクセス可能であるため、都心で働きながらも落ち着いた環境で暮らしたい人におすすめです。
私の場合はほぼフルリモートなので、都心にはほとんど出ることなく穏やかに過ごせています。
都内で安くマイホームを購入したい人
前述の通り、23区と比べると東村山市は価格帯が安く、購入価格を抑えて都内にマイホームを購入したい人にはおすすめです。
都心へのアクセスも悪くなく、地盤が強く災害にも強いため、長く安心して住めると思います。
【まとめ】伸びしろはありつつも、東村山市は快適に過ごせる街だと思う
今回は以上です。
東村山市は都心へのアクセス、買い物環境、自然環境等のバランスが取れた住みやすい街で、個人的には特に不満なく過ごせています。
ただし、都心へのアクセスの良さを特に重視する方にとっては、少し不便に感じる可能性も否めません。
私自身、まだまだ東村山市の全てを知り尽くしている訳ではないので、本記事は随時アップデートしていく予定です。
カフェが少なかったり電子マネー導入が遅れていたりするものの、これからより便利に発展していくポテンシャルも十分あると思います。
地盤の強さも安心できるポイントの1つですし、西武新宿線全体の再開発計画も進んでいるため、資産価値の面でのポテンシャルも期待できます。
東村山市への移住を検討されている方は、参考にして頂けますと幸いです。
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